腋臭症(ワキガ)手術
10代・女性 形成外科・美容外科
Before

After

- 悩み
- ワキのにおいが気になる
- 治療内容
- わきのにおいが気になる、とのことで受診されました。ガーゼテストで中等度の腋臭症と判定し、手術を行いました。
- 治療の流れ
1.診察
ワキ汗についての問診を行います。ワキガ手術は重度の場合は保険適用治療としています。日常生活に支障をきたす程度で、ガーゼテストでしっかりと臭いが判定できるレベルであれば、手術適応となります。ガーゼテストで臭いがない、あるいは非常に弱い場合にはミラドライなどの治療をお勧めします。
2.施術
局所麻酔の注射をおこない、腋窩の皮膚を切開します。皮下の剥離を行って、においの原因となるアポクリン汗腺を直視下に丁寧に切除をします。術後は皮膚がペラペラの状態ですので、縫合固定、ガーゼ固定を行います。3.アフターケア
自宅での安静が必要です。手術後2日で再診となり、ガーゼ固定除去、ドレーン抜去を行います。
その後も術後10日目の抜糸まで、3-4日に1回の通院です。
抜糸後も週1回の通院を術後4週程度まで継続します。
4.次回施術予約
その後は2-3か月ごとの通院をおこない、きずあとの経過、においの再発などについて診察をします。
- 治療後の変化
手術後から臭いがなくなり術後1年半経過した現在もほぼ臭いの自覚はありません。
- 施術の価格
費用 保険診療 3割負担の場合、手術の費用単独では 両側で41220円+諸費用=52000円程度
この方の場合には高校2年生だったため、保険診療分については市町村による補助のため自己負担は0円でした。
当院の場合、その他別途で圧迫装具、ガーゼ等費用(実費16500円)がかかります。こちらは市町村の補助は適用されません。
- 施術の副作用
- 血腫、感染、皮膚壊死、
- 腋臭の残存・再発、腋毛の脱毛
- きずあと(肥厚性瘢痕、ケロイド)、毛嚢炎、粉瘤の多発 等
- 注意事項
掲載しているすべての症例写真については、臨床画像の使用に関して事前に依頼・説明を行い、ホームページでの公開について書面での同意をいただいております。