症例集

右耳垂(耳たぶ)色素性母斑

10代・男性 あざ

Before

After

悩み
生まれつきの右耳たぶの黒あざ。除去希望で受診されました。
治療内容
しっかりと黒色で厚みのある黒あざです。このタイプのあざはレーザー治療が困難であり、基本的には切除手術が適応となります。 単純切除では耳の形が変形してしまうため、手術は工夫が必要です。
治療の流れ

1.診察
視診より先天性色素性母斑と診断。

2.手術
およそ1時間弱の手術です。手術記録のイラストのとおり、手術中に形の変化をみながら全体のバランスが整うように形成しました。

3.抜糸
10-14日週間程度で抜糸をします。
この患者さんは5年後に受診をしていただいたので写真を撮影させて頂きました。
通常は術後半年程度の経過観察です。

治療後の変化

耳の形を大きく崩すことなく、ほぼ目立たず治癒しました。

施術の価格

保険診療による
皮弁作成術 25平方センチメートル未満 3割負担で 16,000円程度+耳介腫瘍摘出術の半額7,500円程度≒23,000円程度

施術の副作用

出血、皮下出血、創感染、皮弁壊死、瘢痕、ケロイド形成、知覚鈍麻、迷走神経反射、局所麻酔アレルギー等

注意事項

掲載しているすべての症例写真については、臨床画像の使用に関して事前に依頼・説明を行い、ホームページでの公開について書面での同意をいただいております。