茶あざ(扁平母斑(へんぺいぼはん))
茶あざの多くは扁平母斑というあざです。メラニン色素の産生の異常です。多くは先天性ですが、思春期ごろから目立ってくるものもあります。また全身に多発している場合、遺伝性の疾患(神経線維腫症)が原因の場合もあります。
治療はQスイッチルビーレーザー治療で、保険での治療が認められています。レーザー照射後いったんはきれいに治るのですが、その後に以前と同様に再発してくることも多くみられます。おおよそ3分の1の患者さんが再発なく完治します。再発した場合に漫然とレーザー治療を行うことを避けるためか、保険を使ってのレーザー照射は2回までと決められています。
個々の患者様の状態により治療の結果は異なります。
治療に関するリスク、副作用
熱傷、感染、色素沈着 再発 等。
治療にかかる費用
保険診療