茶あざ(扁平母斑(へんぺいぼはん))
![](https://fujita-keisei.jp/wp-content/uploads/2017/09/chaaza.jpg)
茶あざの多くは扁平母斑というあざです。メラニン色素の産生の異常です。多くは先天性ですが、思春期ごろから目立ってくるものもあります。また全身に多発している場合、遺伝性の疾患(神経線維腫症)が原因の場合もあります。
治療はQスイッチルビーレーザー治療で、保険での治療が認められています。レーザー照射後いったんはきれいに治るのですが、その後に以前と同様に再発してくることも多くみられます。おおよそ3分の1の患者さんが再発なく完治します。再発した場合に漫然とレーザー治療を行うことを避けるためか、保険を使ってのレーザー照射は2回までと決められています。
![ひざの扁平母斑](https://fujita-keisei.jp/wp-content/uploads/2017/09/chaaza_1.jpg)
![レーザー前・顔面頬部扁平母斑。褐色斑が散在しています。赤ちゃんの右頬です。](https://fujita-keisei.jp/wp-content/uploads/2017/09/chaaza_2.jpg)
![レーザー照射直後 よく反応し一部皮膚がめくれています。1週間ほどで治癒します。](https://fujita-keisei.jp/wp-content/uploads/2017/09/chaaza_3.jpg)
![術後半年。大変よく効き、再発はありませんでした。ここまで完全に消失するのは珍しい症例です。](https://fujita-keisei.jp/wp-content/uploads/2017/09/chaaza_4.jpg)
個々の患者様の状態により治療の結果は異なります。
治療に関するリスク、副作用
熱傷、感染、色素沈着 再発 等。
治療にかかる費用
保険診療