ルビーフラクショナル
ルビーフラクショナルレーザーとは
Qスイッチルビーレーザー(シミのレーザー)の光を分散させて照射することで皮膚への損傷を極力少なくした治療です。
時間をかけてじわじわシミを薄くするタイプのレーザーとなります。
治療後の赤みは軽度で、ダウンタイムはわずかです。
真皮深層のメラニンにも効果があるため、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)など、フォトフェイシャル(IPL)が効かない色素沈着にも有効です。
まぶたなど、目の周りのシミにも照射が可能です(医師施術)
使用機種
Nanostar RというQスイッチルビーレーザーを使用します。本体とQスイッチルビーレーザーは薬事承認を取得済みですが、ルビーフラクショナルは薬事承認を取得していない機種となります。
メーカーはドイツの老舗レーザー企業のAsclepion社で、器械の信頼性は抜群です。脱毛レーザーで有名なメディオスターネクストプロと同じメーカーです。
ルビーフラクショナルレーザーの治療例
治療前 若干くすみが強く、フォトフェイシャルで除去しにくい色調のシミです。
7回照射後 まだ治療途中ですが、色素沈着することなく、順調に薄くなりました。
レーザー照射の流れ
- できるだけ化粧はせずにご来院ください。
- お顔の状態を診察の後、照射を行います。
- 照射は医師の指示の下、看護師が行います。眼球周囲はリスク回避のため医師が照射をしています。
- 照射時に軽い痛みがあります。
- 照射後はほてりを押さえるためにクーリングをします(看護師施術の場合のみ)
治療後の経過とお肌のお手入れ
- 絆創膏は不要です。洗顔、化粧も制限はありません。
- 紫外線の影響を受けやすいため、日焼けにご注意ください。
- 照射部は変化が目に見えないこともありますが、徐々に改善がみられます。
副作用・施術に伴うリスク
- 発赤:1-2日 赤みが出ます
- 色素沈着:肝斑が重度の場合、色素沈着を生じる場合があります。この場合はレーザー治療を中断します。
- 色素脱失:皮膚の色が白く抜けることがあります。この場合はレーザー治療を中断します。
- 効果不十分:期待した効果がみられないこともあります。個人差があります。
- 再発:シミやそばかすが再発する可能性があります。
- 健常部位への誤照射:レーザーが目に入った場合には視力低下の可能性があります。
施術の間隔・回数
- 次回の施術は1か月以上間隔をあけて行います。
- 照射部位や範囲にもよりますが3回以上の施術が目安となります
価格
自費診療(健康保険は適用されません)
料金表をご参照ください