院長藤田です。
今日は脱毛レーザーについて書きます。
今年の9月に開業して早3か月経過しようとしております。
開業するにあたってはどの先生も「うちのクリニックにはどの機器をいれようかな」と考えるわけですが、私もちょうど1年前ごろにはそのような状態でした。
イオンモール内で開業するからには、サービスとして医療レーザー脱毛は行いたいと思っていましたので、いろいろな機器を検討しました。
脱毛レーザーは光の種類や光の出方、冷却方法などでいろいろに分類できますが、
脱毛をうける患者さん側から見ての分類としては
機器タイプその① 硬いハンドピースを直接肌に当てて、「ピッ」と強い光がでるタイプ。少しずつずらして照射。痛みあり。ハンドピースそのものが冷たい。
機器タイプその② 数センチ離したところから冷気の噴出と同時にレーザー発射。痛みあり。
機器タイプその③ ハンドピースは直接肌に当てるが、皮膚の上を滑らせながら弱い出力で繰り返し照射。痛みすくない。ハンドピースそのものがつめたい。
以上の3タイプに分けてよいかと思います。
①タイプは、脱毛効果も高く、脱毛する領域をしっかり分けることができます。襟足などくっきり脱毛したい場合は特によいようです。
一番シェアの大きな機器は②のタイプなのですが、見学したクリニックでの痛そうな患者さんの顔(特にひげ脱毛はだいぶ辛そうでした)を思うと、導入を躊躇いたしました。
当院が採用したメディオスターネクストプロはタイプ③です。
タイプ③は「蓄熱式脱毛」としてだいぶ認識が広がっています。
タイプ③の特徴は何といっても痛みが少ないこと、そして施術が早いこと、そして効果も高いことです。
その秘密は・・・これまでの脱毛レーザーとは標的にしている組織が違います。これまでのレーザーは毛根を焼くことを目標にしていましたが
メディオスターネクストプロはバルジ領域(毛隆起)を標的にしているのです。
バルジ領域には幹細胞、つまり毛の種になる部分があるので、そこを標的にすると効率的に脱毛できるのです。
私がメディオスターネクストプロを選んだのは、やはり他の機種に比べて痛みが少ないことが大きいです。
痛みがなくて、効果が高ければ、一番良いと考えたのです。
もちろんタイプ①、タイプ②の各社製品にもそれぞれ長所があるんですけどね。
医療レーザー脱毛はエステの脱毛に比べて、1回の値段は高いですが、効果を考えればむしろ安いと思います。
回数が少なくて済みますし、しかも複数回のセット販売ではないので安心です。
予約も今現在は、ゆとりがありますので、予約が取れないことはないと思います。
色素沈着ややけどなどの合併症が生じても対応可能です。
施術はすべて女性看護師が行います。
夏に間に合わせるなら、冬からの脱毛がおすすめです。