院長藤田です。
昔処方された薬、アレなんだっけ、とか。
他の医療機関にかかるときに「他でこれもらってました」とか言いたい場合、ありますよね。
クリニックに電話で問い合わせればいい、と思うかもしれませんが、
医療機関では原則お電話口で個人情報をお伝えすることは出来ません。
受付窓口でも同様で、カルテ内容を事務員・看護師から口頭やメモ書きでお伝えすることはできません。
診療情報の開示になる為です。
ではどうしたら良いのか。
- カルテ開示を請求して、カルテ開示をしてもらう。(有料、自費:当院料金はこちら)
- 他院にかかるのであれば診療情報提供書を発行してもらう(受診した上で診療方法提供料(3割負担で750円程度+再診料等 数百円がかかる)
- 診断書を発行してもらう(診断書料がかかる)
- 薬局に問い合わせて薬歴開示の手数料(薬局により異なる)を支払って提供してもらう。
等という方法があるかと思いますが、いずれにしても有料となります。
えー、と思うかもしれませんが、医療情報に限らず、様々な情報は無償とは限らないわけです。
そこで!
マイナンバーカードです。
医療情報と連携していればスマホのマイナポータルから過去3年分の薬歴を確認することができます。
その他、手術や処置などで使用された薬剤も検索可能となっています。
この高機能で無料です。
厳密に言うと税金払ってますので、無料ではありません。つまり、ご自分で支払った税金等で整備された制度ですので、使わないと損なのです。
私も使ってみて驚きました。
是非使ってみてください。
マイナンバーカード、マスコミはいろいろ言いますが、悪くないですよ。