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こめかみの茶色いできもの・・・脂漏性角化症の治療

2018年04月14日

院長藤田です。

今日はこめかみや頬にできやすい茶色のできものの治療の話。

私は子供の頃、藤子不二雄先生の漫画が大好きでした。

藤子漫画が多数連載されていたコロコロコミックを毎号楽しみに読んでおりました。

そのなかで時々先生方の顔写真がでてくるのですが、藤本弘先生(藤子.F.不二雄先生)のお顔に茶色のできものが多発していて、

子供心に「これなんだろう」と思っていました。

お読みになった方のどのくらいの方が「ああ、あれね」と思ってくれるのかわかりませんが、

とにかく、顔にできた盛り上がった茶色のできもので多発しているアレです。

これは「脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう)」というできものなのです。

 

良性腫瘍ですが、急に大きくなったり増えたりするので、心配して受診される方もおおくいます。

中には皮膚がんの場合もあるので、これは正しい行動ですが、多くの場合は心配ないものです。

ただし見た目の面では、悩ましいものですね。

このできものがあることで藤本先生も実際の年齢よりも老けて見えました。

 

さて、脂漏性角化症の治療ですが、保険診療の場合には液体窒素凝固を行うことが多いです。

治療後2週間程度でかさぶたになって剥がれ落ちます。

 

ただしこの治療には欠点があります。

茶色の色素沈着になってしまうことが多いのです。

お顔ではあまりお勧めできない治療法です。

ただ、保険診療で低価格で済みますので、男性の体幹部などで「見た目は気にしないからとってくれ」という場合にはこれです。

 

顔など目立つ部位は 自費診療になりますが、炭酸ガスレーザーの治療をおすすめしています。

 

麻酔のクリームを塗って30分以上待ち、その後レーザーを照射します。

医師が手作業でこまかく脂漏性角化症をレーザーで削っていきます。

麻酔のクリームを塗っているので、痛みは我慢できる程度です。

術後はキズパワーパッドのような被覆材を貼って終了です。

 

できものの大きさにもよりますが、1週間から10日間程度、被覆材を貼っていただく必要があります。

 

術後にはUVケアが必須ですが、ルビーレーザーに比べると色素沈着もなくきれいに治ることが多いです。

 

実際の治療例です。

術前

 

術後4か月

見違えるようにきれいになりました。

 

このような症状の方はご相談ください。

なお、当日施術はできません。水曜、土曜の午後に予約での施術となりますのでよろしくお願いいたします。

 

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