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くちびるのシミ Qスイッチルビーレーザーの治療例 

院長藤田です。

コロナ禍でマスクが当たり前の世の中。

最初の頃は今のうちに美容施術、なんて言葉も流行りましたが、果たしていつまでマスク生活が続くのやら。

でも少しずつではありますが、光が見えてきてますでしょうか。屋外でのマスクは必要ないと政府の発表のあった2022年5月末です。

今日の話題はくちびるのシミです。

アトピー性皮膚炎の方や、くちびるが荒れやすい方では、荒れてしまった後の色素沈着がそのままシミとして残ってしまうことがあります。

口唇メラノーシスと呼びます。

普通、色素沈着はレーザーが効きにくいのですが、くちびるはとてもよく効く部位です。

治療した患者さんから、写真の使用許可を得ましたのでご紹介します。

20代女性。口紅をつけても見えてしまう濃いくちびるのシミに悩んでいました。一緒に口周りの黒子の治療も希望されました。

正面からの術前写真。

 

斜め前から

Qスイッチルビーレーザーを照射します。

照射は2分程度で終了。少し痛みがありますが、麻酔なしで我慢できる程度です。

シミの部分は白く変色し、その後黒いかさぶたになります。

この後右上下口唇の黒子をCO2レーザーで照射しています。

CO2レーザーは局所麻酔注射が必要です。時間は5分程度です。

下の写真は黒子へのCO2レーザー照射後です。

CO2レーザーを照射していた5分ほどの間に、さっき白色だったルビーレーザー照射部が黒色に変化してますね。

口唇はワセリンを塗布するだけ。1週間ぐらいで黒いかさぶたは剥がれ落ちます。

黒子の部分にはビジダームというテープ(キズパワーパッドのようなもの)を14日程度貼付します。

下の写真は、10日後に外来に来て頂いたときの様子です。

くちびるはきれいになりました。黒子はまだ完全に皮膚が出来ていません。

下の写真はレーザーから3週間後の写真です。黒子の痕もきれいになってきました。

くちびるの周りのほくろは、このあと盛り上がってくることがありますので、

シリコーンジェルシート(メピフォーム)貼付による後療法を開始しました。

肌色のうすいシリコーンジェルシートをほくろのきずあとに貼って頂きます。

下は術後3ヶ月の写真です。

お化粧をして受診されました。初診時の写真と比べると口紅が映えていますね。

シリコーンジェルシートの後療法の効果もあり、ほくろ部分も赤みの消失が早く、きずあともきれいです。

ここまで来ればもう後療法は必要ありません。

とても喜んで頂き、

「私と同じように悩んでいる人に教えてあげたい!」と写真の掲載をご快諾いただきました。

ありがとうございます。

治療費用について

すべて自費診療です。

上記症例の場合、4ミリ四方のレーザーを17発照射しました。

自費初診料 935円(税込)(初診時)

自費施術基本料金 2200円(同意書作成時)

口唇のシミ:Qスイッチルビーレーザー 1ショット770円×17ショット=13090円

口もとの黒子:CO2レーザーほくろ照射 1個目11000円+2個目5500円=16500円

ビジダーム(ほくろレーザー後の被覆材)代 517円

白色ワセリン代 550円

自費再診料 550円

メピフォーム(シリコーンジェルシート)3300円

再診は約10日目、その後は経過に応じて数回

この方の場合、治療総額は39292円でした。

治療の合併症、副作用

シミ 色素沈着、レーザーの他部位への誤照射等

ほくろ きずあと、へこみ、盛り上がり、赤み、ほくろの再発、局所麻酔によるアレルギー等

 

 

 

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