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2025年新年のご挨拶と2024年手術件数のご報告

あけましておめでとうございます。

院長藤田です。

令和7年の年始のご挨拶です。

昨年に引き続き年始のご挨拶と共に手術件数のご報告をさせて頂きます。

昨年【2024年】の1年間の手術件数のご報告です。

局所麻酔の手術(レーザー、爪矯正、ピアス、看護師による美容施術は含まず)は、

トータルで481例の手術でした。昨年は465例、一昨年は502例です。

多かった手術や当院の特徴的な手術(ほかのクリニックでなかなかやってない手術)を御紹介します。

皮膚腫瘍切除 259例 (2023年264例・2022年213例)

良性の皮膚腫瘍切除は最多です。炎症を生じた粉瘤は受診当日に切除する方針で治療しています。落ち着いているものは待期手術とさせていただいています。粉瘤は多くのものをくりぬき法で行うようになっています。術後の瘢痕が小さく済み、再発率も少ない方法です。

ミラドライ 30例 (2023年28例・2022年54例)

ミラドライは昨年、今年は施術数がだいぶ減っています。治療成績は良いし、合併症も少ない治療です。

施術数が減っているのは、おそらく腋窩多汗症の保険適用処方薬がよく効くため、ミラドライにいたる方が以前より少なくなっていることによると思っています。

眼瞼下垂手術 35例(2023年38例・2022年41例)

眼瞼下垂症手術については、より美容的にこだわった手術を行っています。軽度の眼瞼下垂については自費での形成手術を行います。術後の自然な仕上がりを心がけています。

二重埋没法 8例(2023年9例・2022年11例)

美容外科より手術数は少ないですが、丁寧な仕上げで希望通りの二重をつくることにこだわっています。ダウンタイムも少ない手術です。

先天性耳瘻孔摘出 7例(2023年2例・2022年10例)

開業した頃は一番のウリの手術でしたが、そこまで切除希望の患者さんは多くはありません。取り残しのないように軟骨を一部切除するのが再発を少なくするためのポイントです。

耳介ケロイド切除 17例(2023年9例・2022年11例)

ピアスを開けたあと、なかなか落ち着かずに経過すると、誰でも「耳のケロイド」を発症します。ケロイド体質ではない場合も発症します。耳の形を損ねないように手術しています。

陥入爪手術(部分抜爪) 54例(2023年51例)

最も多いのは足の親指です。爪が食い込みすぎて傷が治らず、肉芽がでてきます。肉芽がでてしまったものは保存的治療では難治のため、受診当日に手術を行っています。

手術は5分程度で終了し、術後はいたみがほぼないことが多いです。

陥没乳頭手術 4例(2023年2例・2022年10例)

手がけている施設が少なく、手術できる医師も少ない疾患です。授乳が困難なことや、不潔になりやすく痒みが出やすい、乳輪下膿瘍を発症しやすいなどの不具合があります。重度で、かつ授乳目的の場合には保険適用で手術が可能です。昨年はレジェンド形成外科医の酒井成身先生(陥没乳頭手術の考案者)に直接手術指導をしていただき、治療レベルが格段に上がりました。

私は形成外科専門医ですので、手術が専門分野です。

今年も更にレベルの高い手術を提供したいと思います。

宜しくお願い申し上げます。

 

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